admitという単語は「認める」「受け入れる、許可する」「収容する」など様々な意味で使われます。
その中で「認める」という場合の使い方には、admit ~ingの形とadmit to ~ingの形があります。
どう使い分けるのでしょうか?
「認める」の意味
「認める」という単語は、
「(罪を)認める」、「(事実を)認める」、「(~することを)認める=認可する」
という意味など、複数の意味があります。
ひとくちに「認める」と言っても、文脈によって意味が異なります。
これは英語のadmitにも言える事です。
そのため、意味を明確化するためにadmit doingとadmit to doingを使い分けします。
admit doing
admit doingは「(~した事実を)認める」「(罪を)認める」という意味以外に、「許可する(allow something)」という意味が含まれます。
そのため、「(~した事実を)認める」と言いたい場合(=認可するという意味を含めたくない場合)は、誤解を避けるため”admit to doing”を使うべきとされています。
admit to doing
”admit doing”よりもフォーマルな表現に聞こえるそうです。
この場合のdoingは動名詞です。doingではなく”admit to +名詞”の形も可能です。
”admit to doing”には「認める(allow something)」の意味は含まれていません。
例)She admitted to affair with her friend's husband.
「彼女は友人の夫と浮気していたことを認めた」
使い分けの例
例)She admitted stealing the toilet paper roll.
「彼女はトイレットペーパーを盗んだことを認めた」
or「彼女はトイレットペーパーを盗むことを認めた(=認可した)」
She admitted to stealing the toilet paper roll.
「彼女はトイレットペーパーを盗んだことを認めた」
人によっては、admit doingが「許可する」という意味にはならないと言う人もいます。
ただ、admit doingは「認める(allow something)」の意味を含むと考える人が多数いますので、使い方には注意したいですね。
ちなみに例文は覚えやすいようにインパクトが強いものを、と考えて変な例文になってしまいました^^;
こういう例文が面白い!などあれば参考にするので教えていただけると嬉しいです。
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