英語勉強日記

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気になった英語について綴るブログ。洋画・海外ドラマ、英字新聞など。

日英・英日翻訳を勉強する際に役立つ参考書

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翻訳に関する参考書は何冊か持っていますが、その中でもとくに、翻訳を勉強する上で役に立つ参考書を紹介します。

実際に使って役に立った参考書

  • 同時通訳が頭の中で一瞬でやっている英訳術リプロセシング

  • 英文翻訳術

  • 英語の発想

  • 英語翻訳練習帳

  • 英⇔日 プロが教える基礎からの翻訳スキル

  • 例解 和文英訳教本

  • 翻訳検定の過去問・問題集など

 

それぞれレベルや、どんな人にオススメか、良い所・悪い所を解説していきます。

同時通訳が頭の中で一瞬でやっている英訳術リプロセシング

同時通訳が頭の中で一瞬でやっている英訳術リプロセシング

参考書 同時通訳が頭の中で一瞬でやっている英訳術リプロセシング
何が勉強できる? 英訳のコツ
レベル 初心者~
どんな人におすすめ? 英訳を基礎から勉強したい人向け。
教科書にあるような英作文ではなく、日常的な文章の英訳を難しく感じる人、英訳の発想を知りたい人におすすめ。
メリット 婉曲表現や丁寧な表現が多く、一見すると英訳するのが難しい日本語を、英訳できる日本語に再加工(リプロセシング)する過程が懇切丁寧に解説されている。
動詞、主語、目的語を明確にし、単語レベルから英文を組み立てるところまで、英訳する順序を学べる。
デメリット ある程度英訳ができる人にとっては簡単。
「そこを何とか。」「今回はご縁がなかったということで。」などの英訳がパッと思いつく人にはオススメしない。
使い方 まずは、英訳しやすい日本語に再加工するプロセスを頭に叩き込む。
自信があるなら、何も見ずに英訳100問にトライ。→その後解説を読む。
それ以外の方は、英訳100問の英訳文と解釈・解説を読んでいこう。→その後復習をかねて何も見ずに英訳100問にトライ。→わからなかったところの解説を読む。
何周か繰り返すと英訳100問はすべて英訳できるようになる。

同シリーズの練習編[同時通訳が頭の中で一瞬でやっている英訳術リプロセシング ドリル]もあります。

こちらは英訳問題をひたすら英訳していくドリルなので、特訓したい方はどうぞ。

英文翻訳術

英文翻訳術

参考書 英文翻訳術
何が勉強できる? 翻訳(和訳)の基本的なノウハウを、英文法の枠組みに沿って具体的に学べる。
レベル 中級~
どんな人におすすめ? 翻訳を本格的に勉強してみたい人向け。
メリット 語順から、名詞・代名詞・動詞・形容詞・形容動詞・態・話法など、それぞれどう訳すのか翻訳のプロセスを、例文を使って具体的にかつ個別的に解説されている。
演習問題では、安西先生の試訳はもちろんのこと、実際に翻訳を勉強中の人の和訳例が掲載されており、その和訳に対する安西先生のコメントも掲載されているので、独学で勉強している人には参考になる。
デメリット 例として出題される英文が難しいものが多い。
昔の英文が多いので、文法的に分からなくてネットで調べてもあまり情報はない。文法書等で調べて自力でなんとかできるが時間はかかる(翻訳の勉強には必要なことなので、なんとか自力で文法的に解体できるようになろう)。
難しい英文も多いが、翻訳家を志すなら抵抗なく取り組めるようになりたい。
使い方 まずは序章から読み進め、和訳できそうなら翻訳にトライしていき、無理そうでも最後まで読んでほしい。
冒頭ページから例文が載せられているほど例文が多いので、余裕があるなら例文はすべて自力で和訳してから解説を読んでいこう。章のおわりには練習問題、単元のおわりには演習問題があるので、どんどん訳していこう。
分からない文法や単語、疑問に思ったことはすべて調べていくべき。
1回読んだだけではすべてが頭に入らないので、何周もすることをおすすめする。
安西先生曰く、この本は【基本技の訓練のためのドリル】

英語の発想

英語の発想

参考書 英語の発想
何が勉強できる? 英語と日本語の感じ方、認識パターンの違いを具体的に学べる。
直訳から意訳へと変換するにはこの2言語の感じ方のギャップを知ることが不可欠。根本的な発想の転換を学ぶことで、自然な表現を探り当てることができるようになる。
レベル 初心者~
どんな人におすすめ? 直訳ではなく日本語らしい自然な翻訳を学びたい人。
英語と日本語での考え方の違いを学びたい人におすすめ。
メリット 英語と日本語では、《もの》なのか《こと》なのか、《なに》を中心に置くかで違いがあることを具体的に解説している。
具体的に例文を出して解説しているので、自然な翻訳にするプロセスが分かりやすく掲載されている。
和訳だけでなく、ネイティブが翻訳した自然な英訳も同時に学べる。
安西先生の実際に翻訳をやってきた経験からの、実践的な翻訳パターンと(翻訳では日本語力も必要なので)日本語についての解説も豊富
デメリット 対照言語学的な話になるので、[使役者の支配][非使役者の自主性]など独特の用語が登場するため、分かりにくいところもある。
また、時枝文法や入れ子型構造など、日本語についての解説も多いので、英語についてだけを読みたい人は飛ばし読み推奨。
使い方 最初から最後まで読み進めていこう。途中例文が出てくるので、自分ならどう訳すのか考えて解説を読んでいこう。
翻訳に正解はないので、解説に書かれている訳文を見て、自分がどう感じるかも確認して、ブラッシュアップしていこう。

英語翻訳練習帳

英語翻訳練習帳

参考書 英語翻訳練習帳
何が勉強できる? 翻訳の基礎知識(和訳)
レベル 初心者~
どんな人におすすめ? 翻訳の心がまえから、基礎知識、実践的な手法を学びたい人向け。
メリット 映画のあらすじや本の序文や小説など、どう訳せば「らしく」、そのスタイルに合った翻訳になるのかが学べる。
英語力以外にもどんなことが大事なのかを解説している。
いかにも翻訳調な文章にならないように、かといって、意訳しすぎない訳文を考えるプロセスが学べる。
巻末の[お浚い帳]には、冠詞・限定詞・動詞・名詞・to不定詞・分詞構文・法助動詞などの詳しい文法解説が掲載されていて参考になる。
デメリット 英語の成句をもじったタイトルを含めた例文などが出題されるので、難しく感じる可能性も。
使い方 練習問題がたくさんある参考書なので、まずは自分の訳文を実際に書いてみよう。訳文が完成したら、訳例と解説を読んでみて、自分の訳文を自己採点してみよう。
大学入試の英語長文も出題されているので翻訳してみよう。徹底的に読みほどいて解説されているので必ず勉強になるはず。
単語1つとっても、どんな訳語を選ぶべきなのか、どういう表現が望ましいのか、原文作者の意図なども考慮するなど敏感になっていくこと間違いなし。

英⇔日 プロが教える基礎からの翻訳スキル

英⇔日 プロが教える基礎からの翻訳スキル

参考書 英⇔日 プロが教える基礎からの翻訳スキル
何が勉強できる? 日英、英日翻訳の入門から基礎、実践まで。
レベル 初心者~
どんな人におすすめ? 和訳、英訳どちらも試してみたい人向け。
基礎的な翻訳から実践レベルまで学びたい人。翻訳の仕事をしたい人。
メリット 職業としての翻訳について、実際どんな仕事があるのか、求められるスキルなどを英日・日英別に紹介。翻訳に役立つツールやグーグル検索の使いこなし方などもあわせて紹介している。
英日・日英それぞれで基礎力の養成のために具体的に何を勉強するべきなのか、学習法を解説
実践編では記事やメール、マニュアル、パワーポイント資料、論文アブストラクト(要約)など、仕事の現場で役立つ翻訳練習が行える。
デメリット 入門編から実践編までを1冊につめ込んでいるので仕方ないが、基礎編の文法的な解説の量に物足りなさを感じるかもしれない。
使い方 英日・日英どちらを勉強したいか決まっている場合は、まず入門編に目を通し、その後英日か日英翻訳の基礎編で練習問題をこなし、実践編で学んだテクニックを使って翻訳してみよう。
和訳・英訳どちらか決めていない人は、入門編→基礎編→実践編と最初から最後まで目を通し、実際に自分で翻訳してみよう。
翻訳を終えたら訳例を見つつ、自分の訳文を振り返って、ミスや弱点を確認しよう。

英文表現力を豊かにする 例解 和文英訳教本 文法矯正編

英文表現力を豊かにする 例解 和文英訳教本 文法矯正編

参考書 英文表現力を豊かにする 例解 和文英訳教本 文法矯正編
何が勉強できる? 自然な英文が書けるようになる。書くための英文法の知識が身に付く。
レベル 初心者~
どんな人におすすめ? 英訳・英作文を基礎から勉強したい人におすすめ。英文法の知識をブラッシュアップしたい人。
学校文法ではなく実践的な英文法を学びたい人向け。
メリット 英訳の基礎を、英文法力をつけながら学べる。
大学受験やTOEFLの自由英作文対策にもなる。
読んでみると、自分の知識が間違っていたことを実感できる。なぜそうなるのか?という疑問に徹底的に答えてくれる。
デメリット 特になし。強いて言うなら、人によっては解説が細かすぎるという可能性がある。
使い方 英文法がある程度身に付いている人は、解説を見ずにまずは課題文を英訳。→その後解説を読み、何を間違えたのかを確認し、着実に知識を増やしていこう。
英文法に自信がない人は、まずは最初から最後までこの本を読むことをおすすめする。→その後2周目で課題文を英訳してみて、どの程度知識が身に付いたか確認してみよう。
この1冊で、かなりの知識が身に付くはず。
この本の勉強を終えてさらにステップアップしたい方は、同シリーズの公式運用編と自由英作文編、長文編をおすすめする。

公式運用編

自由英作文編

長文編

翻訳検定の過去問・問題集など

JTFほんやく検定公式問題集

参考書 JTFほんやく検定公式問題集など
何が勉強できる? ほんやく検定にどんな問題が出題されるのか、自分の実力を試せる。
実践的な翻訳勉強になる。
レベル 初心者~
どんな人におすすめ? ほんやく検定やTQE(翻訳実務検定)などを受ける予定の人。
翻訳家になりたい人。
メリット ほんやく検定なら5級(基礎)の問題を解いてみて、自分に翻訳のセンスがあるか確認できる。
出題分野別に、現役翻訳者からの翻訳力アップのためのアドバイスや学習法が参考になる。
実用レベル(3級~1級)の問題では、実際にどういう原文を訳すのか参考になる。
それぞれ解答には、訳例と解説・コメントが掲載されているので、独学で勉強している人にはありがたい。
デメリット 翻訳検定によって、出題分野が少し異なる場合があるので、自分が希望する分野がある検定を選ぼう。
使い方 翻訳のセンスを確認したい人は、5級(和訳)4級(英訳)の問題を解いて、答え合わせ。ここで難しいようなら、英文法の知識を増やし、調査力を鍛え、多読にトライしてみよう。
実用レベルの場合は分野が決まっている事が多いので、自分が希望する分野の翻訳に取りかかろう。→その後解説を読んで自己採点。→その上で自分に足りないものは何か、何をするべきなのかを考えてみよう。

まとめ

日英・英日翻訳に役立つ参考書を紹介しましたが、いかがでしたか?

参考になると幸いです!

翻訳を勉強するなら、「訳しっぱなし」にしてはもったいないので「誤訳ノート」を作ることをおすすめします。