忙しい社会人が勉強を続けていくなら、勉強時間を効率的に確保していくことが必要です。
しかし分かってはいても、なかなかまとまった時間はとれないもの。
そこで、私がフルタイムで働きつつ勉強していたときの勉強時間の捻出方法を紹介します。
勉強時間は無理やり作る
自由な時間が限られている社会人には、時間管理がとっても大事になります。
「あいた時間に勉強しよう!」よりも、「無理やり勉強時間を作るぞ!」という姿勢の方が社会人には合っています。
平日のスケジュール
私が昔フルタイムで働きつつ、TOEICの勉強をしていた頃、平日はこのような感じで勉強時間を無理やり作っていました。
平日 | タイムスケジュール | 勉強時間 |
---|---|---|
朝 | 少し早めに起きる。できればいつもより1時間早く | 1時間 |
通勤中 | 車を運転するならPodcast。電車等が利用できるなら参考書を読む | 50分 |
昼休み | ご飯を食べてからスマホで勉強。分からないことをネットで調べたり、暗記アプリを使用したり | 10分 |
帰宅中 | 車を運転するならPodcast。電車等が利用できるなら参考書を読む | 50分 |
帰宅後 | 家事をこなし、風呂・ご飯をおえてから、参考書を開いて勉強スタート。 | 1~2時間 |
1日合計 | 調子が悪いと朝の勉強は省略。 | およそ2時間50分~4時間50分 |
以下、ポイントを説明していきます。
朝勉
いわゆる『朝活』というやつですが、朝に勉強するのは効率的でおすすめです。
<朝勉をおすすめする5つの理由>
・寝坊する心配がない
・タイムリミットが明確なので、短時間で集中して勉強できる
・疲れていないので勉強に取り組みやすい
・朝一で勉強したことを日中にぼんやり思い出すこと(想起)で、復習になる
・みんな寝ているので、静かな環境で勉強できる
通勤時間
通勤時間もぜひ勉強に有効活用しましょう。
私は車で通勤していたのでPodcastを使ってずっと英語を聞いていましたが、電車やバスを利用している人ならその時間は参考書を読めますね!
社会人が働きながらTOEIC960点取ったTOEIC勉強法【リスニング編】その① - 英語勉強日記
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参考書を持ち歩くのがイヤな人は、スマホを活用しましょう。
携帯に暗記アプリを入れたり、勉強している内容のアプリを入れておくことで簡単に、かつお手軽に勉強することができます。
休憩時間
仕事の休憩時間も、立派な勉強時間です。
私は仕事場で参考書を開く勇気がなかったので、スマホを利用していました。
英語のニュースを読んだり、アプリを使ったり、分からなかった事・疑問に思ったことをネットで調べたりしていました。
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帰宅後
家に帰ってからは、家事を無心でこなして、お風呂に入って晩ごはんを食べて、そういう諸々の事をすべてこなしてから勉強に取り掛かっていました。
しかし疲れているのでなかなか勉強が進まないことも・・・。
そういう時はいさぎよく寝てしまいましょう。
疲れているのに無理やり勉強しても頭に入ってきませんし、そんな自分にイライラしてしまいます。
その分早く寝て、朝早く起きることで挽回しましょう。
疲れていても勉強しなきゃいけない人には、書き殴り勉強法
たとえ疲れていても夜に勉強しなきゃいけないんだ!という方は、書き殴り勉強法がおすすめです。
書き殴り勉強法とは、文字通り書きまくって勉強する方法です。できれば青ペン(記憶力に良いとされている)を使って、大事だと思うところを紙に書き殴っていきます。
<書き殴り勉強法をおすすめする5つの理由>
・頭がぼんやりしていても、書くことで無理やり頭に入る
・書くと覚えやすい
・自分なりにまとめて書いてみると、違った見方になり、暗記しやすくなる
・やる気がなくても書きはじめると、作業興奮の効果で集中しやすくなる
・視覚だけよりも、体を使った方が暗記しやすい
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休日のスケジュール
土日は忙しい時は1時間、試験前は6時間とけっこうムラがありました。
土日 | タイムスケジュール | 勉強時間 |
---|---|---|
予定がない日 | 図書館でこもる | 約3~4時間 |
予定がある日 | 昼間は遊ぶ。夜になったら勉強 | 1~2時間 |
試験前 | 図書館までの往復時間を省くため家で勉強 | 5~6時間 |
私の場合、1日の勉強時間が6時間を超えてくると、頭が発熱してきてショートするので、マックス6時間を超えないようにしていました。
9、10時間ぶっつづけで勉強した時もありましたが、脳が活性化しすぎて寝れなくなりました(-_-;)
勉強時間は月平均84~120時間
だいたい平均して平日は3時間、休日は3時間くらいで、1週間に21時間程度、月平均84時間勉強していたと思います。
試験前になると、平日は4時間、休日は5時間くらいで、週平均30時間程度、月平均120時間ほどでした。
正直これぐらいが限界でした。
勉強時間がまだ足りない!という場合に削るのは睡眠時間
限られた時間をできるだけ勉強に費やしているが、まだ足りない!という場合は、どこかの時間を削るしかありません。
まず、ご飯、お風呂、家事など必要最低限の時間は削れません。なので、いちばん削りやすい時間が睡眠時間です。
寝る時間を削ってその分を勉強にまわすのがいちばんの解決策です。
私も寝る時間を削って勉強時間を確保していた時がありますが、切羽詰まった状況でもない限り、正直言っておすすめしません。
眠い・疲れがとれない・集中できないの3重苦に苦しむことになるので、できれば前もって計画的に勉強するようにした方が賢明です。
休日だけ勉強するのはアリ?ナシ?
平日が仕事と家事で忙しかったので、平日は勉強をなしにして、土日だけ勉強していた時期がありましたが、この勉強スタイルはあまりおすすめしません。
土日勉強して、平日5日あいて、土日に勉強するので、前回勉強した内容をほとんど忘れてしまっているのが問題でした。
そのため復習にほとんどの時間がとられてしまい、次の章、別の内容を勉強することが難しくなりました。
(復習しないのは論外)
そのため、平日はあまり勉強したくないという人は、平日は復習のみ、休日に新しい内容に進む、という勉強スタイルが理想的だと思います。
勉強時間を確保するうえで一番大事なことは、無理をしないこと
勉強時間を確保するうえで、一番大事だなと感じたことは、無理をしないことです。
平日の昼間は肉体労働、通勤は往復約1時間40分車の運転、家では家事をこなしつつ勉強していたので、すこしでも無理をするとよく熱を出していました。
一度体調をこわすと、ハードスケジュールに体がついていかなくなり本調子になるまで時間がかかるので、結果的に勉強時間も減ってしまうありさまでした。
なので、無理はしない範囲で勉強を続けるのがいちばんです。