どうも、ふぉるらんです。
文法編その①から引き続き、私がやっていた文法の勉強法を書いています。
文法編その①はこちらからどうぞ↓
社会人が働きながらTOEIC960点取ったTOEIC勉強法 Part5&Part6【文法編】その①
- TOEIC公式問題集を最大限活用する
- TOEIC公式問題集を使った勉強方法
- 1つ1つの問題を確実に解けるようにする
- 少し難易度の高い参考書に挑戦してみる
- 条件反射的に答えられるレベルにまで持っていく
- これらの勉強法を続けた結果
- まとめ
TOEIC公式問題集を最大限活用する
『社会人が働きながらTOEIC960点取ったTOEIC勉強法 文法編その①』で書いたように、
「TOEIC TEST英文法出るとこだけ!」ですでに英文法のあらかた必要な範囲は網羅できたと思います。
次に使ったのは「TOEIC公式問題集(L&R)」です。
このシリーズですね↓
まずは本番と同じように、時間を測って練習テストを解いてみましょう。
その結果で今の自分のレベルが分かります。
その後答え合わせをします。
今回は文法編ですので、Part5&6をチェックしていきます。
TOEIC公式問題集を使った勉強方法
文法編その①で「TOEIC TEST英文法出るとこだけ!」を勉強した時のように、勉強を進めていきます。
方法① なぜその選択肢を選んだのかを自分に説明してみる
なぜその選択肢が正解だと考えたのか、自分に向かって文法的に説明してみましょう。
これは正解した問題も含めて全部の問題でやります。
説明できなければ、それは「まぐれ正解」です。
どういう風に考えてその回答に到ったのか付箋に書いて貼っていくか、本に書き込んでいきます。
これは文法編その①で説明した通りです。
方法② なぜその選択肢が正解なのか、不正解なのか、調べていく
ここがなかなか時間がかかって大変な部分ですが、
大事なところなのできちんと調べていきます。
調べた内容はできるだけ書き残すようにしましょう。
せっかく時間をかけて調べても、書き忘れていて調べた内容を忘れてしまったら、
再度調べ直しになってしまいます。
ここでは、自分が疑問に思うところは徹底的に調べるようにしましょう。
方法③ 問題で文法的に分からないところはないかチェック
問題文を文法的に分解していきます。
文の大まかな構成から、形容詞、副詞などの品詞レベルにまで分解します。
余力があるなら、なぜ不定冠詞・定冠詞・無冠詞なのかを調べたり、
名詞の複数形・単数形の理由を調べてみると勉強になります。
さらに、同じような意味の表現を調べてみたりするとより良いと思います。
方法④ 説明できるようになるまで何度も繰り返し読む
ここが一番大事なところで、調べた内容を頭に入れていく作業です。
折角時間をかけて調べた知識も使えなければ意味がありません。
私は何度も何度も読み返し、
自分が疑問に思った点はすべてスラスラと自分の言葉で説明できる状態まで持っていきました。
1つ1つの問題を確実に解けるようにする
TOEICの点数を上げるためには、1つ1つの問題を確実に解ける力が必要になります。
TOEIC公式問題集で分からない所はないという状態にしないと、
本番ではとても高得点は望めません。
何度も同じ本を繰り返し読むのは、案外苦痛なものです。
過去に間違えたところをまた間違えると、自分の勉強に意味はあったのか疑問が湧いてきます。
何回やっても説明できないようなところも出てきます。
そういう時には心が折れそうになりますが、大変なところにこそ意味があるのだと捉えましょう。
何度も繰り返していると、解ける問題がどんどん増えていきます。
自分の中の知識が増えていくのが実感できるはずです。
こうして書いていると、当時はなかなかハードというかMっぽいというか、ストイックな勉強をしていたんだなと思います。
実際にやってみて大変でしたが、
この勉強方法のおかげでとても力が付いたと思います。
TOEICの文法問題は、知識さえあれば簡単に解ける問題ばかりが出題されています。
1つ1つの問題を大事にして、確実に解ける問題を増やしていくのが大切だと思います。
少し難易度の高い参考書に挑戦してみる
ここまで来るとある程度、TOEIC L&Rでは700~800点くらいは取れるようになっていると思います。
問題はそこからです。
高得点になればなるほど、点数は上げにくくなっていきます。
そこで私が使った教材が「TOEIC TEST 900点特急パート5&6」です。
この辺は自分のお好みの教材でいいと思います。
本屋さんで中身をパラパラめくってみて、
やや難しいと感じるレベルの教材がオススメです。
私は「TOEIC TEST 900点特急パート5&6」が使いやすいと思ったので購入しました。
問題が書かれているページの裏側に回答が書かれているので、
まずは自分で答えを考えてみてから答えが見れるところが良いと思います。
さらに、それぞれの選択肢ごとに、なぜ正解なのかなぜ不正解なのか詳しい解説が書かれているのも良い点です。
自分が調べる手間が省けます。
この本も今までと同様に勉強していきました。
方法① なぜ正解なのか、なぜ不正解なのか自分に説明してみる
今までどおりですね。知識を頭に叩き込んでいきます。
方法② 説明できるようになるまで何度も読み返す
これも今までと同じようにやっていきます。
すらすらと自分の言葉で文法的に説明できればOK、できなければできるようになるまでひたすら繰り返していきます。
しつこいほど「説明できれば頭に入っていて、できなければ頭に入っていない」と書いていますが、人ってだれかに説明できて初めてその知識を身に付けていると言えると思います。
人に教えられるレベルを目指してください。
インテリ芸人としても有名な、京大法学部に現役合格したロザンの宇治原史則さんも、架空の相手に対して授業を行う「エアー授業」が非常に効果的だったと言っています。
人に説明してみると、意外に自分の知識が穴だらけであることに気付くんじゃないでしょうか。
その穴を埋めていくことが大事だと思います。
条件反射的に答えられるレベルにまで持っていく
リーディングは時間との闘いです。
Part7の長文に時間をさけるように、
Part5&Part6では、できれば最短の時間で問題を解く事が望ましいです。
なので条件反射的に答えられるようにするために、復習で今までに挙げたそれぞれの本を読みなおす時には、
できるだけ速く答えを導けるようにする、
できるだけ速く頭の中から文法の知識を引っ張り出して説明する
など速さを重視した練習をしてみることをオススメします。
これらの勉強法を続けた結果
これまでに挙げた勉強を続けていたら、Part5&Part6で悩むことも、時間を取られることも無くなりました。
大変だった分、得られたものは大きかったです。
パート別の正解率などは出ないので、Part5&Part6の正解率は分からないんですが、
960点取れたときはほとんど正解だったんじゃないかなと思っています。
文法の知識が付くにつれて、徐々に英文法というものが分かってきます。
文法を本格的に勉強する前は本当に何も分かってなかったんだな、としみじみ感じました。
まとめ
今まで読んでこられたら分かると思いますが、
私の勉強方法は要するに反復練習です。
何度も何度も繰り返すことでようやく頭に入ります。
数回読み返すだけですんなり頭に入ってくれればいいんですが、
そうもいかないんですよね・・・。
私のように、なかなか知識が身に付かないと言う方にはお勧めの勉強方法だと思います。
TOEIC対策の勉強をされている方、英語が伸び悩んでいるとお困りの方も、一度こういう勉強方法を試してみると解決の糸口がつかめるかもしれません。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。