英語勉強日記

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気になった英語について綴るブログ。洋画・海外ドラマ、英字新聞など。

【続】社会人が働きながらTOEIC960点取ったTOEIC勉強法【リスニング編】その②

どうも、ふぉるらんです。

『TOEIC960点取ったTOEIC勉強法【リスニング編】その①』から続いて、

私が実際やっていたリスニング対策を載せていきます。

 

その①はこちら↓ 

 

 

 

 

日本で勉強するのはアメリカ英語

TOEICのリスニングはアメリカ英語だけではありません。

 

TOEIC公式問題集にはこう書かれています。

発音は米国・英国・カナダ・オーストラリア(ニュージーランドを含む)です。

 

日本で勉強する英語は基本的にアメリカ英語なので、

みなさんアメリカ英語の発音には慣れていると思います。

 

TOEICで、聞きとれていたはずなのに途中からなぜか聞き取れなくなった!という方は、

アメリカ英語以外には慣れていないという事が考えられます。

 

そこで使えるのがTOEIC公式問題集です。

 

 こういうのです↓

 

 

私が使っていたTOEIC公式問題集の別冊『解答・解説編』のリスニングパートでは、

トランスクリプト(原稿)の前にアルファベットが書かれていました。

 

(M-Au) = Man、Australian 男性・オーストラリアの発音

(M-Cn) = Man、Canadian 男性・カナダの発音

(W-Am) = Woman、American 女性・アメリカの発音

(W-Br) = Woman、British 女性・イギリスの発音

 

このようにそれぞれきちんと明記されてあるので、

聞き取れない英文がどこの国の発音なのか調べてみると意外に、自分はオーストラリアの英語が苦手なんだ、など気付くことができます

(私はオーストラリアの発音が一番苦手でした^^;)。

 

 まずは自分がどの国の発音が苦手なのか調べてみてはいかがでしょうか。

 

 

私の場合だと、

オーストラリアの発音が苦手だと気付く

ネットでオーストラリアのニュースやラジオを聞いて慣れる

公式問題集リスニングパートで、どの部分が聞き取れないのかチェックして、

分かるようになるまで何回も繰り返し聞く

 

といった感じで勉強していました。

 

 

ディクテーション

私の場合、これが一番リスニング対策に効果がありました。

 

ディクテーションとは、書き取りの事です。

聞こえた英語を最初から最後まで一字一句書き取っていきます

 

最初はむずかしいので、一度に書き取る量は、1文からやってみて、

徐々にパラグラフ1つ程度にまで増やしていったらいいと思います。

 

やってみると意外と文法力が必要だと分かると思います。

 

 

人は、「大体こう言うだろうな」という予測を立てて聞いているものなんだそうです。

 

だから日本語で実際にはところどころしか聞こえていない場合でも、

頭の中では全て聞こえたように感じます。

 

それは英語でも同じで、ある程度予測を立てる事がリスニングでは重要です。

 

ある程度の文法の知識があれば、

この単語の次にはだいたいこの前置詞がくるとか、

この言い回しだとその後に続くのは関係代名詞節だとか、

はたまた、冠詞がaやtheが付くのか付かないのか、

名詞は複数形なのか単数形なのか、

いろいろと予測できるようになってきます。

 

うまく聞きとれなくても、

そこに何が入るのか予測できれば、聞き取れた事と同じですよね。

 

ディクテーションをしていると、

自分の文法の苦手分野が分かりますし、予測することに慣れてきます。

 

また、一字一句逃さないように集中して聞くので、

慣れてくると、普段聞いている英語が一字一句クリアに聞こえてきます。

 

この単語はこの発音、このかたまりはこの発音、といった感じに、音に敏感になってきて、

この発音ならこの綴りかな、と単語自体を知らなくても発音から綴りを予想することができるようになってきます。

 

実際にやってみると実感できるので、ぜひ試してみてください。

 

 ディクテーションをやる場合の教材は、scriptがあるものなら何でもいいと思います。

 

最初は難易度低めなVOA(Voice of America)Learning Englishがおすすめです。

 

またTOEIC公式問題集のPart1・Part2などは1問の英文が非常に短いので、

ディクテーションをやってみるには良いと思います。

 

 

 

分からない単語は推測してみる

いくら単語を勉強しても分からない単語は出てくると思います。

 

英語がある程度堪能な方はTOEICで分からない単語は無いと思いますが・・・。

 

ただ、第二外国語として英語を勉強している方だと、

TOEICに限らず、日々の勉強で分からない単語がまったくないという事は無いと思います。

 

そういう場合にも、単語の意味を推測するようにしてみましょう。

文脈から推測できることもありますし、

接頭語や接尾語から推測することもできます。

 

TOEICのリスニングパートで分からない単語が出てきても、動揺しないようにしましょう。

 

試験当日に集中してリスニングしていて、ここまではうまくいってる!という時に分からない単語がいきなり出てきたり、聞き取れない部分が出てくる事はあると思います。

 

そういう時は動揺せずに、冷静になって、

他の部分から意味を推測できないか考えてみましょう。

 

私の場合、そういう時には最初はすごく焦ってしまいましたが、

何回か受験するうちにうまく切り替えられるようになりました。

 

分からない単語をすぐに辞書等で調べるのは悪い事ではありませんしむしろ良い事だと思いますが、

私の場合、あまり記憶に残りませんでした。

 

リスニングでもリーディングでも、分からない単語が出てきたら、

「こういう意味かな?」と予測を立てて、その単語にさらにその後も出会うと、

「あ、この単語は前も見たな、こういう意味だったかな?」となり、

ようやく頭に残ります。

 

私の場合は「これってどういう意味なんだろう?」としばらく考える方が記憶に残りやすいので、

同じような方がいたら、とりあえず辞書を引くのではなく、「どういう意味かな?」と考えてみると、単語を覚えやすいのではないかと思います。

 

 

日本語と英語の違いに慣れる

日本語と英語の違いに慣れましょう。

 

例えば、 日本語では名詞Aを修飾する言葉Bはその単語の前に来ます。

 

つまり、B(修飾語)+A(名詞)の並びです。

 

修飾する言葉Cが増えても同じです。

 

C(修飾語)+B(修飾語)+A(名詞)

 

ですが英語では名詞Aを修飾する単語Bが1つの場合は、その単語の前に付きますが、

関係代名詞節Dなど長くなるとその単語の後ろに付きますよね。

 

 B(修飾語)+A(名詞)

A(名詞)+D(修飾語)

 

すべてがこうと言うわけではありませんが、

分かりやすいように書いてみました。

 

日本人は修飾語を名詞の前におくことに慣れている分、

英語のように修飾語を後ろにつなげていく感覚に慣れていないと思います。

 

慣れていないと、どこが修飾語なのか、どこから主節が再開されているのかが分かりにくいのではないでしょうか。

これはリスニング・リーディングどちらにも言えることだと思います。

 

もちろん日本語と英語の違いはこれだけではありませんが、

リスニングでまずひっかかりそうなのはこの違いなのではないかと思い、書いてみました。

 

上にあげた関係代名詞等も日本人には理解しにくいのかなと思います。

 

さらに言えば時制の一致などもそうですよね。

パッと一度聞いて、主節と従属節のどちらがより過去のことなのか分かりますか?

 

どういう所に自分がひっかかりを覚えるのかが分かると、

そこが自分のウィークポイントなので、勉強すべき箇所が分かってくると思います。

 

 

 

まとめ

私がやっていた勉強法・・と言えるほどのものではありませんが、

ざっと書いてみました。

 

TOEICを勉強されている方の参考になれれば幸いです。

リーディングパートについても後日書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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