”RSVP”とはいったい何でしょうか?
RSVPまたはR.S.V.P.の由来
RSVPはもともとフランス語”Répondez s'il vous plaît”の頭文字からきています。
RSVPまたはR.S.V.P.と表記されます。
RSVPの意味
もともとのフランス語の意味は"respond if you please"。
「もしよければ返信お願いします」という意味でしたが、
今では"please reply"「ご返答お願いします」という意味で使われています。
そこから意味が少し変化して
”to reply to an invitation"
の意味でも使われています。
例)They asked us to RSVP by Monday.
訳)月曜日までに返事するように言われたよ。
日本語サイトでは名詞としてしか紹介していないサイトが多いようですが、名詞だけでなく、動詞としても使えます。
動詞として使うので当然過去形にもなります(ing形は一応あるようですが、使われません)。
例)I RSVPed.
訳)返信したよ。
RSVPedとなると変な感じがしますが、分かりやすいようにRSVPは常に大文字です。
現在進行形の場合は、RSVPingとなりますが、I'm RSVPing to your party.とは言わずにI'm responding to your party.と言います。
https://www.cliseetiquette.com/rsvping-party/
RSVPが使われる場面
結婚式などお祝いごとの招待状に記載されていることが多いようです。
出席欠席を確認するRSVPカードとしてで、日本では結婚式の招待状に入れられている「御出席」「御欠席」どちらかに〇をするあのカードの英語バージョンがRSVPカードだと思っていただければ分かりやすいかなと思います。
ビジネスの場でも当然使われています。
例)
"Important: Working Lunch on 2/18/09-RSVP Needed."
訳)【重要】2月18日のランチミーティングについて【要返信】
How to Write a Business Email to Set Up a Lunch Meeting | Bizfluent
のような感じです。この例はメールのタイトルですね。
ちなみにですが、注意してほしいのが日付です。
英語で上記のように日付を書く場合、アメリカ式とイギリス式の2通りがあるので要注意。
アメリカ式 month/day/year
イギリス式 day/month/year
上記の場合はアメリカ式で、月/日/年となります。
まとめ
英語のニュースを読んでいて見た略語です。
フランス語由来の言葉は意味が想像しにくいので、いちいち調べるしかありませんが、知っているとちょっとカッコいいですね!