「あなたは細かいことを気にする人だね」
言えそうですが、パッと英語が出てこない文章ではありませんか?
「細かいことを気にする」は英語でどう言うでしょうか。
「細かいことを気にする人だね」を英語で言うと
「細かいことを気にする」は”sweat the details”がピッタリですね。
意味は
to worry about the minor things
そのまま「細かいことを気にする」という意味なので、良い意味にも悪い意味にも取れます。
sweatには「汗をかく」という意味以外に、「~を気に病む」「~を心配する」という意味があります。
detailは名詞で「詳細、細部」という意味です。
そのため、細かいことを今まさに気にしている人には、
例)You're sweating the details.
訳)「細かいことを気にするね」
と言えます。
この場合の「細かいことを気にする」は若干非難めいた表現であまり良い意味とは言えませんが、たとえば
例)For business it is critical to sweat the details.
訳)「ビジネスでは細部まで気にするのは大事なことだよ」
では、「細部にまで注意を払うことでビジネスを発展させられる」というようなニュアンスなので、良い意味ですね。
このように良い意味・悪い意味、両方に使えます。
「細かいことは気にするなよ」を英語で言うと
「細かいことを気にするな」と言いたい場合は、さきほどのsweat the detailsを使って、
”Don't sweat the details.”
でOKです。
sweatに「~を気に病む」「~心配する」という意味があるので、
例)Don't sweat it.
訳)「気にすんなよ」
例)Don't sweat the small stuff.
訳)「小さいことは気にすんなよ」
なども使います。
stuffは話し言葉で「物、物事」という意味です。
stuffは会話ではよく使われる単語で、
例)Don't touch my stuff.
訳)「私のものに触らないでよ」
例)I'll go and get some stuff.
訳)「ちょっと行ってなんか買ってくるわ」
のように、頻繁に使われるので覚えておくと良いですね。
sweatを用いない「細かいことを気にする」の言い方
detail-oriented という表現も「細かいことを気にする」という意味がありますが、これはどちらかというと良い意味で使われます。
「几帳面な」など。
面接などで聞かれる質問に多いようですね。
例)Are you a detail-oriented person?
訳)「あなたは細部にまで注意を払える几帳面な人ですか?」
detail-oriented personは「細部にまで気を配れる人間」です。
数字を扱ったり校正したりする仕事だと重宝されるタイプですよね。
「私は細かいことは気にしないよ」を英語で言うと
ついでに「私は細かいことは気にしません」の表現を載せておきます。
ここまで述べたように、「細かいこと」は
the details
the small stuff
the small things
the minor things
を使います。
「気にしない」は単純に
I don't worry about~.
I don't care about~.
でOK!
「私は細かいことは気にしないよ」の言い方は、
I don't worry about the details.
I don't care about the small stuff.
など、組み合わせて表現できます。